マラウイの交通手段
普段私たちが使っているマラウイの公共交通機関を紹介します。
・ Mini バス
一番よく使う交通手段です!町中の移動から、都市間の移動まで、マラウイ全土を走行。
200MKw(約30円)~
日本車のバンを改造したものが多く、20人以上が乗ります。
人が集まるまで出発しません。
このように車内はとても窮屈です。長いときはこのバスで5時間以上も移動します。
車内に生きている鶏を持ち込んだり、湖沿いは魚が持ち込まれることも。
臭いが充満しやすく、魚等の臭いの強いものが持ち込まれたときは本当に辛い!!
・ Big バス
都市間を走行。写真はBig バスの中でも、かなり良いグレードのバス。立ち席もあります。
・ タクシー
町中の移動から、都市間の移動まで、マラウイ全土を走行。1000MKw(140円)~
赤色のナンバーのタクシーは登録済みの正規のタクシー。
各町中を走行。200MKw
・ 自転車タクシー(チャリマト)
各町中を走行。ただの自転車の二人乗り。100MKw(約15円)~
どれも交通事故にあう危険が高く注意が必要です。
特にミニバスは、長距離だと100km以上出すときがあるので
乗り込む車とドライバーの選定は非常に大事になります。
長距離移動が必要な隊員は極力移動を避ける傾向にあるようです。
それではまた!
マラウイの医療
こんばんは。
今日はマラウイの医療のことを書きます。
まずは医療費のことから。
日本は医療費は3割負担ですが(高齢者を除く)、マラウイではなんと、無料です!
マラウイ人だけでなく、外国人も無料で治療が受けられます。
…しかし、医療水準は、教育レベルが低いことに加え、医薬品や医療機器の絶対的な不足により、日本と同レベルのものは到底期待できません。
医療品や医療機器は他国からの援助、寄付に頼っているのが現状です。
たとえば、日本では総合病院には必ずと言っていいほどあるMRIという機械、これはマラウイには1台しかありません。
また、医師や看護師の不足も深刻で、医師の不足を補うためにClinical Officer(準医師)やMedical Assistant(医療助手)などの医師免許を持たない有資格者が実際の医療を支えています。
準医師は基礎的なお腹の手術や帝王切開を行うことができ、医療助手は、手術はせずに薬の処方や点滴の治療を行います。
県病院や、クリニック程度の病院には医者はおらず、準医師が診断、治療を行います。
○マラウイに多い病気○
・マラリア: 蚊を媒介して感染します。重症化しやすく、特に蚊が増える雨季には
多くの人がこの病気で亡くなります。
・ 狂犬病: 狂犬病ウイルスに感染した動物(犬、猫、コウモリ等)から
感染します。
ウイルスは唾液に含まれます。
致死率はほぼ100%という恐ろしい病気です。
・ 住血吸虫: マラウイ湖等、水辺で感染します。
皮膚から入り、血尿が出たり、腎臓に障害を及ぼします。
・ HIV/AIDs: アフリカ全土で高い感染率を有しています。
・ 感染症: コレラ、赤痢、腸チフス、アメーバー赤痢、A型肝炎、寄生虫などの
感染症が常に発生しています。
生水、氷、生野菜等加熱されていない食品は危険です。
○カムズ中央病院○
っ前回も少し触れましたが、私は今、このカムズ中央病院で研修を受けています。
病院の敷地はかなり広く、入院病棟の建物は4階建てです。外来、一般病棟、小児病棟、手術室、 集中治療室もあります。
病室は、基本的に大部屋のみ。1部屋に10~30床ほどのベッドが並びます。また、部屋の中だけではスペースが足りず、バルコニーにもベッドが並んでいます。
病院でも患者の身の回りの世話は家族がします。
体を拭いたり、着替えの手伝いをしたり、トイレや検査に付き添ったりと、家族は朝から夕方まで患者につきっきりで世話をします。
病院の敷地内には、患者への差し入れや付き添いの家族の食事を作ったり、洗濯をしたりするスペースもあります。
病院食。主食はシマかお米、それにマサンバというほうれん草のような野菜、そして豆の煮ものがでます。
日本の中古の救急車がマラウイで活躍中。
マラウイで見かける車は9割移乗が日本の中古車です。トヨタばかり走っています。
次回は交通手段について書きたいと思います。
それではまたー!
病院実習 in Lilongwe
こんばんは。マラウィは現在夜11時です。
現地語(トゥンブカ語)研修終了
7/19から今日8/8まで、私の任地カロンガで話されている言語トゥンブカ語の研修を受けていました
JICAオフィスの中のこの部屋で授業を受けていました
about マラウイ
停電・断水
マラウイ生活10日目