なっさんの もうしおくり from マラウイ

青年海外協力隊、看護師としてアフリカはマラウイにて活動中。マラウイでの生活や協力隊のことをゆるーく書いています。

ナミテテ ~青少年活動 隊員の活動を見に行ってみた~

首都リロングウェに上がったついでに、青少年活動をしている先輩隊員、Tちゃんの活動を見学させてもらいました。

 

私の活動もプライマリーが主なので、他の地域の学校や、隊員の子供達との関わり方にとても興味があります。

 

今回お邪魔したのは、「ナミテテ」という地域でリロングウェ中心部からミニバスで1時間くらいのところにあります。

 

Tちゃんと呼ばれるこの隊員は、H27-1次隊の唯一の男性。(さぞ苦労の多い2年間だったでしょう…お疲れ様です)

 

H27-1次隊の隊員は7月頭で2年の任期を終え、帰国します。帰国前に活動と任地を見れてよかったです。


マラウイの教育は詰め込み型。
教科書丸暗記が多く、また、音楽や図工等で使う道具や材料がないことから、なかなか知識詰め込み型以外の授業が行われません。

 

そこで、青少年活動の隊員は地域のプライマリースクールで、マラウイで行われていないような教育を行います。

 

このTちゃん、何と最大11校もの学校を巡回していました!すごい!!

 

今日の授業は「リコーダー」。

 

まずはシャボン玉で息を優しく吹く練習です。

 

皆で外に出てシャボン玉に挑戦!皆もっとやってみたくてウズウズ。

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その後は教室に戻り、実際にリコーダーを使った練習です。

 

もちろん、マラウイの学校や生徒がリコーダーを準備できるわけもなく…日本からの寄付を持って行っていました。

 

それでも数が足りないので、クラスの半分ずつリコーダーを持ちます。

 

授業風景。皆真剣です。

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Tちゃんによると、シ・ラ・ソはすぐに吹けるようになったのですが、その先がなかなか上達しないと。

 

それは恐らく、農作業とかで大まかな仕事に慣れていて、指先で行う細かい作業が苦手なのだろう、と。

 

それでも、なかなかのできでした!

 

最後はTちゃんがマラウイの国家をリコーダーで演奏して終了。私も国家吹けるようになりたいなー!

 

この後はTちゃん行きつけのレストランでお昼をご馳走になり、協会、私立の病院見学をさせてもらいました。

 

この病院のレベルがものすごく高く、マラウイのクオリティではありませんでした。すごく綺麗&ちゃんとした物がある。

 

ナミテテの町もすごくいい所で、活動見学もすごくためになりました。

 

Tちゃん本当にお世話になりました。ありがとう!!!!