ジャンクフードが食べたい
体に悪いものって、美味しいですよね。
任地にいると、なかなかジャンクなものが手に入りません。
少し前までは停電も頻回で店から肉類、乳製品が姿を消していました。(牛乳はLONG LIFEミルク 常温長期保存可能な加工がしてあるものは常時手に入ります)
手に入る物は、
・野菜(トマト、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、白菜的な物、何かの葉)
・肉(鶏丸々1匹、牛 骨つき0.5kgから、豚 吊り下げられているもの0.5kgから)
・果物(パイナップル、バナナ、稀にパパイヤ)
・主食類(食パン1斤・米・非常にまずいパスタ)
・間食(ポテトチップス等)
野菜の下線部は乾季の終わりには姿を消していました。
外食 主食1品、副食1品を選びます
主食:シマ、コンドーレ、米(油と塩で炊いてある)、フライドポテト
副食:チキン煮込み、フライドチキン、牛肉の煮込み、フライドフィッシュ、小魚の煮込み
+野菜の炒めもの(油多)、豆の煮もの
外食は油っこいので苦手、肉は処理が面倒なのでほとんど買いません。
このような少ない選択肢の中で
(本当に食料のない任地の人には贅沢だ!と怒られそうですが、大抵そういう隊員はスーパーがあるような都市が程々に近いので許して。カロンガは1番近い都市まで4時間半!!)
毎日生活していると、非常にジャンクフードが食べたくなるのです!
そして最近カロンガでもピザが買えることが判明し、ウキウキで食べに行きました!!
停電などあり、オーダーしてから約2時間半後にピザを手に入れたのです、が、、、
あまり美味しくない ( ノД`)シクシク…
そんな訳で、都市ムズズに出たときにはとりあえずピザ!
お勧めはUmunthu Campのマルゲリータ! 生地の暑さも選べます。
オーナーは南アフリカ出身の夫婦。ここのTボーンステーキも美味!!
ここは宿も経営しているので泊まるのも良いです。
ドミトリー:5,000MKW
ツイン(シャワー、トイレ有):2名利用17,000MKW、1名利用12,000MKW
ダブル:あるが現在使用されていない様子
ツインは綺麗で良かったです。友人はドミトリーが寒すぎて眠れなかったようですが。
マラウイ北部でジャンクフードが食べたくなったらぜひここへ!
健康教育 in プライマリースクール ⑦ -ファーストエイド-
今回は「First Aid」
応急処置 です!
今日が今学期最後の授業で
- 擦り傷・切り傷
- 火傷
- 突き指・捻挫
- 鼻血
この4つの対処法を勉強しました。
当初、2回に分けて授業を行う予定でしたが、先週私の体調不良の為に授業を行えなかったので
今回4つとも一度に行いました。
マラウイの小学校は、3学期制で
学期の終わりには全国統一の期末テストがあります。
3学期のテストの結果が悪いと進級できず、同じ学年を翌年もやり直します。
そして、この学期末テストは再来週から1週間程かけて行われます。
来週は私が公務で首都に行っていてカロンガにいないのと、テスト勉強の為、今週で最後にしました。
来学期は別の学年を受け持たせてもらう可能性もあり、今の子供達への授業は今日が最後だったかもしれません。
ということで、最後の授業ではクラス全員で紙飛行機
を折りました。
皆真剣に折っていました。
見本を見せ、説明しながら折ったら、意外にも全員ちゃんと形になりました!!
完成☆
そして…全員で外で飛ばしてみました。
1番遠くまで飛ばせた生徒に、折り紙で作ったメダルをあげようと思っていましたが
手を放した瞬間に全員拾いに行き、どこまで飛んだか全く分からず
競うのは諦めました 笑
マラウイでは先生の存在は絶対であり、1対1で話すことはほぼありません。
私と生徒が個人的に話すことはほとんどありませんでしたが
この2か月間で生徒たちに愛着が沸き、少し名残惜しく感じました。
まぁ、また再来週にはテストの様子を見に行くんですけどね。
私のつたない英語での授業を一生懸命聞いてくれた生徒と、授業時間をくれた先生たちに感謝です!
ザンビアで地震
現地時間2/24 2:37 日本時間2/24 9:37にお隣の国ザンビアの南部、タンガニカ湖付近でM5.7の地震があったようです。
今回の地震では特に被害の報告はなかったとのこと。
そして同日朝10時頃、JICA調整員から安否確認の電話がありました。
以前に、抜き打ちの安否確認に返信し忘れた私は、今回はちゃんと反応できました!(当たり前ですが)
ところで、アフリカは地震があまりないイメージがありますが、稀に起こっています。
私の任地カロンガでも2年前に大きな地震があり、家の倒壊など結構な被害があったと聞いています。
この地域には断層もあり、恐竜の化石も出土しているくらいですから、いつ地震が起こってもおかしくない場所です。
トラックが通るだけで私の家は結構揺れるのですが、果たして地震があった時にこの家が今の姿を留めていられるか疑問です。
が、いつでも地震が起こるかもしれない…という心構えを持っておくことは重要ですね。日本でもアフリカでも。
そんな訳で日本の皆さんもお気をつけて!
今週のプライマリーの授業は風邪のためお休みしました。学校には行ったのですが、風邪で声も出ないし、子供たちにうつしてしまうので授業はせずに帰りました。
今、マラウイではのどの痛みと鼻水を主症状とした風邪が流行っています。
皆さんも体調管理しっかりしていきましょう!!
健康教育 in プライマリースクール⑥ -HIV/AIDs-
今回のテーマはHIV/AIDs
アフリカ全体で深刻な問題になっています
ちなみに、日本人がHIVに感染する確率は、0.015%です(エイズ動向委員会調査報告)
(元々日本人の感染割合や確率は低いですが、在日外国人の罹患率は高く、そこから日本人への感染も確実に増えているので決して安心はできません)
ここマラウイでは、HIV感染している人が極普通に近くにいて、普通に生活しています
私が教えている子供たちの中にも母子感染等で感染している子もいるかもしれません
そんな訳で今日は
・HIVとAIDsの違い
・感染ルート
・予防
・感染源クイズ
をしました
感染源クイズは
これらの行為でHIV感染するか
・キス(頬、口) ×
・食器の共有 ×
・トイレの共有 ×
・出産 ○
・会話 ×
・握手 ×
・蚊に刺される ×
・授乳 ○
・血液に触れる(皮膚×、傷口○)
・針の共有 ○
・性行為(コンドームあり×、無し○)等
グループワークで行いました
答え合わせの時にはものすごい盛り上がりを見せました
蚊に刺される、と口へのキスが感染源となると思っていた子供が多かったようです
授業の後は、日本文化紹介として、アニメを5分程見せました
電気もない家に暮らす子供が大半なので、アニメなんて見たことがない子ばかり
ものすごく集中して観ていました(先生も一緒に)
授業中
↓
アニメが始まると…
バレンタインデー
バレンタインデーですね!
日本では1月から様々な所にバレンタイン特設コーナーが出現していたのでしょうね。
日本では、女性から男性へチョコレート(+プレゼント)を贈るのが主流ですが
これ、
日本(と日本の文化影響を受けた国)だけだということを知っていましたか?
他国では男性から女性へプレゼントを贈る日です!
チョコレートよりも花や物が多いです。
近年、男性から女性にチョコを送る「逆チョコ」なる物がマスコミに取り上げられていますが
日本のバレンタインは元々が逆チョコだったのです!!
更に!ホワイトデーも日本の文化で他国にはありません
“お返しの日”なんて日本らしいと思いませんか?
日本ではバレンタインもホワイトデーも、もう既に行事として定着しているのですから、お菓子業界の作戦勝ちですね
さて、ここでマラウイのバレンタイン事情を
バレンタインの概念はあり、恋人と過ごしたり、プレゼントを渡したりする日だそうです
他国と一緒ですね
しかし、町の雰囲気はクリスマス同様、全く変化なしでした
(都市はどうだったか分かりませんが)
また、マラウイにはチョコレートは首都や大きな都市にしか売っていなく、全て南アフリカから輸入品なので、かなりの高級品です
必然的に、マラウィアンの大半は食べたことがありません
プレゼントも、私たちが想像するような物は任地では手に入りません
今回も静かに過ぎていきました
あー美味しい日本のチョコが食べたい
慣れの問題かもしれませんが、日本のチョコはどの国の物より美味しい!!
明治、森永、グリコ、カルビーのお菓子が食べたいーーー
一時帰国時に大量のお菓子を手に入れてこちらに持ってきます!(宣言)
健康教育 in プライマリースクール ⑤ -脱水、ORSの作り方-
今回は前回の下痢の続きで、
脱水とその対処法、ORSの作り方を話しました
下痢で毎年多くの子供が亡くなりますが、下痢で1番怖いのは下痢自体ではなく下痢が引き起こす脱水状態です
なので、内容は
・体の水分量はどれくらいか
・脱水とはどのような状態か
・脱水の原因は
・脱水での問題は
・予防法
・脱水時の対応 (ORSの作り方)
でした
ORS=Oral Rehydration Salts
水1Lに対し、砂糖ティースプーン6杯と、塩ティースプーン1/2杯を混ぜた物です
何故ORSを推奨するのか、それは
脱水の時には体の中の電解質も一緒に排出されるので、水だけではなくそれらの補給も必要です。
また、汗や下痢で多量の電解質を失った状態で、水だけを多量に摂取すると、更に電解質バランスが狂い、状態が悪化することもあります。
アフリカには日本のようにスポーツ飲料や、すぐに病院に行ける環境は整っていません
よって脱水時には家で簡単かつ、安価に作れるORSの作り方を知っておくことはここでは命を守ることに繋がります
アフリカでは1Lが計れなかったりティースプーンがなかったりするので、現地の人が分かるように説明
水1L=500mlペットボトル2つ分、またはファンタやSobo (Soboはマラウイで人気のジュース)のビン3本分、あなたたちがランチで使っているコップの4杯分
等例を挙げて教えます
砂糖は4本の指と手のひらで握れた分、塩は3本の指でつかめた分、と説明しました
子供たちが作り方を覚えて、いつか役に立つといいなぁ
そして今回の授業後には、写真での日本紹介をしました
四季、日本の象徴富士山・桜、着物や浴衣、結婚式、宗教関連施設(神社、寺)、お城、盆踊りの写真を見せつつ少しずつ説明しました。
子供たちは興味津々で聞いてくれていました
これから、子供たちの視野が広がるように少しずつ国外の情報も発信できたらいいな、と思っています
今が旬!パイナップルを美味しく食べよう
マンゴーの季節が終わりを迎えようとしています
そして、今はパイナップルの季節です!!
こんな感じで売っています
奥から手前にかけて大きさで分けています
小さい物は600MK~
大きいものは1200MK程度
平均1000MK(約140円)
マラウイではパイナップルは高級品で庶民は丸ごと買えず、外国人やお金持ち向けに売っています
庶民向けには、切り売り(小さめパイン1/12個程度 100MK)があります
日本では丸ごと買って食べることはあまりないと思うので、今回はパインの捌き方をご紹介
準備するもの
パイン、よく切れる包丁、まな板
かなり果汁が出るので汚れてもいい場所で行ってください
①まず初めに、上の葉っぱとお尻の部分を切り落とします
②縦に半分に切る(立てて切ると切りやすい)
③皮を厚めに剥く(立てて上から削いでいく感じで)
④表面のブツブツをらせん状に切り取っていく
⑤さらに半分に切る
⑥中央の芯の部分を切り取る
この部分も硬いけど食べられます
⑦縦半分に切り、好きな間隔で横に切る
これで見慣れた形になります
この写真のパインは蜜が多くてとっても甘かった!
私は冷凍して半解凍の状態で食べるのが好きで、週2回パインを購入しています
丸ごとパインを見た時はぜひお試しを!!
42時間
本格的な雨季に入ってからというもの、夜~朝にかけて豪雨と雷が酷いです。
ものすごい雨と雷の音なので、毎回目が覚めます。
私の家の窓は、1つの窓に何枚ものガラスがはまっており、角度調整するタイプで密閉はできません。無風の日は良いのですが、風がある日はかなりの雨が入ってきます。
1週間に1度くらいは横殴りの雨が降り、毎度庭に面した部屋すべてに水たまりができます。
深夜であっても起きて家具を非難させ、30分~1時間ほどかけてモップがけ…大抵、バケツ1杯分の泥水が溜まります。
可哀想なのはウォッチマン(警備員)。
通常、玄関の軒先にいてもらっているのですが、雨が降るとそこも水浸し。でも家の中には入れられないので、ごめんねーと思うだけ。
そして、先日の豪雨と突風の影響で久しぶりの停電。
停電したときは落雷による一時的な物だと思っていましたが、朝になっても電気が戻らず。
授業をさせてもらっている小学校の先生に聞いたら、どうやら突風で電柱が倒れたことによる停電で、復旧までには1日~数日かかるとのこと。
困った。
困った。
困った。
先日リロングウェから遠路はるばる持って帰ってきた大切な食料、冷凍肉たちが溶けてしまう‼!
…だけじゃなくて、携帯も充電器もパソコンも充電なくなる。
しかもマラウィアンの時間の感覚は全く信用できない。最悪週明けか!?
そして更に、、、
長時間の停電と断水はセットです。電気が止まるとポンプも止まるので水も出ません。
結局断水は15時間ほどで済んだので常備の水でなんとかなりました。
停電は…42時間。新記録更新!!
大切な冷凍肉は…1度も冷凍庫を開けなかったので3/4程が無事でした。良かったーーーー‼
停電中は食パンとパイナップルしか食べてなかったので、電気が戻ったら即、貴重な肉を使って親子丼を作りました。いやー、電気も水も大切。冷蔵庫って偉大。と久々に実感した2日間でした。
あ。今、マラウイはマンゴーの時期が終わりつつあり、パイナップルが美味しい季節です!!
1つ1000Kw、140円くらい。
健康教育 in プライマリースクール ④ -下痢-
今回の授業内容は「下痢」でした
下痢は世界の5歳以下の子供の死因第2位
毎年、世界で760,000人の子供が下痢が原因で亡くなっています
しかし、下痢は治療も予防も可能なものが多いです
ということで、授業のテーマは
「どう下痢から生き延びるか」
・下痢とはなにか
・下痢の種類は
・下痢の原因は
・下痢の何が問題か
・予防法は
・それでも下痢になってしまったらどうするか
という内容で話をしました。今回は準備の時間が短く、ギリギリで準備完了しました。
危なかった…
あ、そうそう
前回の愛の鞭のおかげで、今回は私語をする生徒は1人もいませんでした!
素晴らしい!!
あと、最近初めて町中で「こんにちはー」と生徒から日本語で声をかけられました。
元々子供はそんなに好きでもなく、授業中集中せず腹が立つこともありますが…
やっぱり慕ってくれる子達は可愛い!
さて、来週も頑張ろう‼
大使公邸新年祝賀レセプション
12/22 マラウイの日本大使公邸で新年祝賀レセプションがあり、マラウイ在住の邦人が招待されました。
参加は自由なのですが、美味しいお寿司が出る、ということと、先日新しい大使が着任されたとのことでリロングウェまで行ってきました!
今回も長――――――い道のりを経てリロングウェへ。
ドミトリーには新次隊16-3がいました。
(私たちの隊次、平成28年度1次隊までは 28-1と呼ばれていますが、今年度2次隊からは西暦に代わり、16-2、3次隊は16-3と呼ばれています。 隊員たちの中では少々混乱が見られています 笑)
今回も面白そうな隊員たちが多くいました。その中にはカロンガの隊員も1人いるので今から赴任が楽しみです。
ドレスコードがあることはレセプション前日の昼間にJICAから連絡がありました。
が、もうすでにリロングェですが?連絡、遅くないです?
男性スーツ、女性チテンジドレスかブラウス+スカートとのことでしたが、私は準備してきた綺麗目ワンピースで参加。
大使公邸、こんな機会でもないと入ることなどなかったしょう。
柳沢大使の挨拶とともにレセプション開始。柳沢大使は最近就任されたばかりで、JICA関係者とのことでした。
お寿司、お雑煮、おせち、天ぷら、抹茶スィーツ、タルト、日本酒、全て美味しかったです!!
魚はタイから取り寄せているとのことでした。
寿司で感動する日が来るとは。。。
招待されていた方々は、JICA関係者、マラウイで学校建設をしている企業、空港建設をしている企業の方々で(私がお話しできた方だけ)、JICA以外の人から話を聞けて良い経験になりました。
首都で任地にはない美味しいもの&ジャンクな物をたくさん食べて、、、
そして長―――――――い道のりを時間をかけて帰ります。
冷凍肉を持って。
少し前まで停電が頻回にあったカロンガにはこの時期、ミンチや切り身の肉が売っていません。
鳥は丸ごと1匹買ってしめて捌く、豚は1頭つりさげられている物を500g単位で買う、牛はブロックで500g単位で買う、という選択肢しかなく、
全て解体が必要でその作業が面倒でなかなか肉を買いません。
なので、私は今スーパーに売っている可食部だけの肉を渇望しているのです。
そんな訳で冷凍の鶏肉とミンチを持って帰ります。待ってろよー!唐揚げ!!