なっさんの もうしおくり from マラウイ

青年海外協力隊、看護師としてアフリカはマラウイにて活動中。マラウイでの生活や協力隊のことをゆるーく書いています。

今が旬!パイナップルを美味しく食べよう

マンゴーの季節が終わりを迎えようとしています

 

そして、今はパイナップルの季節です!!

こんな感じで売っています

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奥から手前にかけて大きさで分けています

 

小さい物は600MK~

大きいものは1200MK程度

 

平均1000MK(約140円)

 

マラウイではパイナップルは高級品で庶民は丸ごと買えず、外国人やお金持ち向けに売っています

 

庶民向けには、切り売り(小さめパイン1/12個程度 100MK)があります

 

 

日本では丸ごと買って食べることはあまりないと思うので、今回はパインの捌き方をご紹介

 

準備するもの

パイン、よく切れる包丁、まな板

 

かなり果汁が出るので汚れてもいい場所で行ってください

 

①まず初めに、上の葉っぱとお尻の部分を切り落とします

 

 

②縦に半分に切る(立てて切ると切りやすい)

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③皮を厚めに剥く(立てて上から削いでいく感じで)

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④表面のブツブツをらせん状に切り取っていく

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⑤さらに半分に切る

 

⑥中央の芯の部分を切り取る

  この部分も硬いけど食べられます

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⑦縦半分に切り、好きな間隔で横に切る

 

これで見慣れた形になります

 

この写真のパインは蜜が多くてとっても甘かった!

 

私は冷凍して半解凍の状態で食べるのが好きで、週2回パインを購入しています

 

丸ごとパインを見た時はぜひお試しを!!

42時間

本格的な雨季に入ってからというもの、夜~朝にかけて豪雨と雷が酷いです。

ものすごい雨と雷の音なので、毎回目が覚めます。

私の家の窓は、1つの窓に何枚ものガラスがはまっており、角度調整するタイプで密閉はできません。無風の日は良いのですが、風がある日はかなりの雨が入ってきます。

1週間に1度くらいは横殴りの雨が降り、毎度庭に面した部屋すべてに水たまりができます。

深夜であっても起きて家具を非難させ、30分~1時間ほどかけてモップがけ…大抵、バケツ1杯分の泥水が溜まります。

可哀想なのはウォッチマン(警備員)。

通常、玄関の軒先にいてもらっているのですが、雨が降るとそこも水浸し。でも家の中には入れられないので、ごめんねーと思うだけ。

 

そして、先日の豪雨と突風の影響で久しぶりの停電。

停電したときは落雷による一時的な物だと思っていましたが、朝になっても電気が戻らず。

授業をさせてもらっている小学校の先生に聞いたら、どうやら突風で電柱が倒れたことによる停電で、復旧までには1日~数日かかるとのこと。

困った。

困った。

困った。

先日リロングウェから遠路はるばる持って帰ってきた大切な食料、冷凍肉たちが溶けてしまう‼!

…だけじゃなくて、携帯も充電器もパソコンも充電なくなる。

しかもマラウィアンの時間の感覚は全く信用できない。最悪週明けか!?

そして更に、、、

長時間の停電と断水はセットです。電気が止まるとポンプも止まるので水も出ません。

 

 

結局断水は15時間ほどで済んだので常備の水でなんとかなりました。

停電は…42時間。新記録更新!!

 

大切な冷凍肉は…1度も冷凍庫を開けなかったので3/4程が無事でした。良かったーーーー‼

停電中は食パンとパイナップルしか食べてなかったので、電気が戻ったら即、貴重な肉を使って親子丼を作りました。いやー、電気も水も大切。冷蔵庫って偉大。と久々に実感した2日間でした。

 

あ。今、マラウイはマンゴーの時期が終わりつつあり、パイナップルが美味しい季節です!!

1つ1000Kw、140円くらい。

健康教育 in プライマリースクール ④ -下痢-

今回の授業内容は「下痢」でした

 

下痢は世界の5歳以下の子供の死因第2位

 

毎年、世界で760,000人の子供が下痢が原因で亡くなっています

 

しかし、下痢は治療も予防も可能なものが多いです

 

ということで、授業のテーマは

 

「どう下痢から生き延びるか」

 

・下痢とはなにか

・下痢の種類は

・下痢の原因は

・下痢の何が問題か

・予防法は

・それでも下痢になってしまったらどうするか

 

という内容で話をしました。今回は準備の時間が短く、ギリギリで準備完了しました。

 

危なかった…

 

あ、そうそう

前回の愛の鞭のおかげで、今回は私語をする生徒は1人もいませんでした!

 

素晴らしい!!

 

 

あと、最近初めて町中で「こんにちはー」と生徒から日本語で声をかけられました。

 

元々子供はそんなに好きでもなく、授業中集中せず腹が立つこともありますが…

 

やっぱり慕ってくれる子達は可愛い!

 

さて、来週も頑張ろう‼

大使公邸新年祝賀レセプション

12/22 マラウイの日本大使公邸で新年祝賀レセプションがあり、マラウイ在住の邦人が招待されました。

参加は自由なのですが、美味しいお寿司が出る、ということと、先日新しい大使が着任されたとのことでリロングウェまで行ってきました!

今回も長――――――い道のりを経てリロングウェへ。

ドミトリーには新次隊16-3がいました。

(私たちの隊次、平成28年度1次隊までは 28-1と呼ばれていますが、今年度2次隊からは西暦に代わり、16-2、3次隊は16-3と呼ばれています。 隊員たちの中では少々混乱が見られています 笑)

今回も面白そうな隊員たちが多くいました。その中にはカロンガの隊員も1人いるので今から赴任が楽しみです。

 

ドレスコードがあることはレセプション前日の昼間にJICAから連絡がありました。

が、もうすでにリロングェですが?連絡、遅くないです?

男性スーツ、女性チテンジドレスかブラウス+スカートとのことでしたが、私は準備してきた綺麗目ワンピースで参加。

大使公邸、こんな機会でもないと入ることなどなかったしょう。

 

柳沢大使の挨拶とともにレセプション開始。柳沢大使は最近就任されたばかりで、JICA関係者とのことでした。

 

お寿司、お雑煮、おせち、天ぷら、抹茶スィーツ、タルト、日本酒、全て美味しかったです!!

魚はタイから取り寄せているとのことでした。

寿司で感動する日が来るとは。。。

招待されていた方々は、JICA関係者、マラウイで学校建設をしている企業、空港建設をしている企業の方々で(私がお話しできた方だけ)、JICA以外の人から話を聞けて良い経験になりました。

 

首都で任地にはない美味しいもの&ジャンクな物をたくさん食べて、、、

そして長―――――――い道のりを時間をかけて帰ります。

 

冷凍肉を持って。

 

少し前まで停電が頻回にあったカロンガにはこの時期、ミンチや切り身の肉が売っていません。

鳥は丸ごと1匹買ってしめて捌く、豚は1頭つりさげられている物を500g単位で買う、牛はブロックで500g単位で買う、という選択肢しかなく、

全て解体が必要でその作業が面倒でなかなか肉を買いません。

なので、私は今スーパーに売っている可食部だけの肉を渇望しているのです。

そんな訳で冷凍の鶏肉とミンチを持って帰ります。待ってろよー!唐揚げ!!

健康教育 in プライマリースクール ② -手洗い-

今日は2度目のプライマリースクールでの授業でした。

今回は生徒数、クラスA 50~60人程度、クラスB 130~140人程度でした。

 

テーマは「手洗い」

 

内容は、

・なぜ手洗いが必要か

・どのタイミングで手洗いをするか

・効果的な手洗いの仕方

 

手洗い無し、水だけの手洗い、石鹸を使っての手洗い、この3つでどの程度菌が手についているかを写真を見せて比較したり、

紙芝居をしました。

 

紙芝居は珍しいのか、とても集中して聞いていました。

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紙芝居風景

 

また、今日ハンカチを持ってる人 と聞いたら

クラスA 5人、クラスB 20人

だけでした。

 

まぁ、この年頃だとそんなもんですかね。

 

人数が少なく水があれば、授業前後で生徒たちに実際に手洗いをしてもらいたかったのですが、人数分の水を井戸から準備するだけでかなりの時間がかかるため、、、

教室の中で洗う練習だけ。

本来やりたいことができないのは、残念ではありますが、ここはマラウイ

ここにある物でできることを考えたいと思います!

 

今回、生徒たちが自分の名前を憶えていてくれたことが嬉しかったです。

 

次回のテーマは「衛生」です。授業準備にものすごく時間を要していますが、本来の授業時間をもらってやらせてもらっているので、良い授業ができるように頑張ります!!

健康教育 in プライマリースクール ③ -衛生- 愛の鞭!?

今回は衛生について話をしました

 

まず、衛生とは何か?を考えてもらい、

 

そのあとで体の洗い方、髪のケア、爪の切り方

 

を勉強しました

 

体や頭に生えるカビの写真を見せたりしながら正しい体のケアを学びました

 

今回は何故か、生徒たちが最初から集中力がなくざわついていました

 

授業後、、、

 

授業中にしゃべっていた生徒たちは先生からお尻を鞭(ムチ)で叩かれていました

 

これがマラウイ流教育です

 

先生は鞭を持ち歩き、生徒が騒いだりすると黒板や机、生徒を鞭で打ちます

 

鞭は竹や葦のような植物を乾燥させたもので

 

打つのはお尻だけ、だそうです

 

でも クラスメイト全員の前で

 

痛そう…

 

先生は、

自分の子供にもこうして教育をする、マラウイは生徒の人数が多いからこういう教育をしなければ言うことを聞かなくなる

と言っていました

 

(このクラスは100人以上の生徒がいます)

 

そして静まり返る教室

 

日本では最近、すぐに「体罰だ!!」と騒ぎになりますが

 

これは体罰と教育、どちらだと思いますか?

 

 

 

私は身体的に生徒に何かをするつもりはありませんが、

 

騒いだりする不真面目な生徒のせいで、他の生徒たちの学ぶ機会を奪う…

 

それはあってはならないと思います

 

 

ということで次回のクラスからは、退室自由としました

 

 ①友達と話したくなったら自由に教室外に出ていい

 

②だけど、一度退室したらその授業の間は入室禁止

 

③しゃべる時は前に出て全員に向かって

 

次回のクラスはきっと静かでしょう(担任の先生の見張り付き+今回のムチのおかげで)

 

健康教育 in プライマリースクール① -マラリア-

マラウイでは今週月曜から学校が始まっています。

本来、政府の公式発表では1/2から始まる予定でしたが、生徒が集まらないので大抵の学校は今週頭から始まっています。

 

私の活動の1つに、プライマリースクール(日本の小学校~中学校)での健康教育があり、ある学校で昨年から校長や先生と打ち合わせを行っていました。

そしてようやく初めての授業。

プライマリーの授業は1コマ30分。私は「ライフスキル」という日本でいう「生活」の授業時間をもらって講義をさせてもらいます。

ライフスキルは1日1コマあるのですが、30分では足りないので、1日に2コマ分、1時間をもらって行います。

 

私の担当するのはまずはスタンダード6という12歳くらいの子たち。

本来一クラス約70人を4クラスなのですが、教室の不足や先生たちの都合により、4クラスの人数を2クラスに分けて授業を行っています。

今日はクラスAは約100人、クラスBは150人程度でした。

 

今日のテーマは「マラリア」 

各年、人間を1番殺す動物は何?という質問から入ります。

答えは、

1位:蚊

2位:人間

3位:蛇

4位:犬

です。

この蚊が媒介する病気で最も死亡率が高いのがマラリアです。

マラウイの子供たちはマラリアについて幼いころから学校や親から習うのでそれなりの基礎知識はあります。

なのでクイズ形式で授業を進行。

世界中で何種類の蚊がいる?→400種以上

その中で何種類の蚊がマラリアを媒介する?→約30種類

蚊の活動時間はいつ?→夜間、17時~翌7時

マラリアの症状は何?

予防方法は?

治療を受けないとどうなる?

 

マラウィアンはシャイなのと、外国人に慣れていないということもあり、2クラスとも授業は静かでした。10人くらいの同じ子供たちが何度も意見を言ってくれる、という感じでしたが、慣れれば皆発言するようになるそう。

 

また、体について興味を持ってもらうために脈拍測定を実施。

安静時の脈拍を測定し、運動をした後にもう1度測定し、変化を見る…ということをしたかったのですが、まず脈拍を測ることが難しい。脈拍を指をあてて感じる、ということすらしたことがない子達。

親指の付け根を探すと触れるよーといってもなかなか理解できない子&探し出せない子が多くその子には個人対応していたら時間が足りなくなりました。

また、子供たちは分かったふりをする(いい子に思われたくて2回は質問できない)ので、脈拍何回だった?と聞いても実際は測れていなくても、周りの子たちに合わせて手をあげる、という感じでした。

しかし、この学校の子たちは本当に落ち着いていて、言うことをよく聞きます。

「あの木まで走って行って折り返して走って帰ってきて!」

というと、数秒以内に全員が動けます。そして再集合し座って先生の1事で静かになる。素晴らしいです。

 

私の課題はこの人数をうまくコントロールすること…になりそうです。

この学期で10回以上授業を持てるので、徐々にコツをつかんでいきたいと思います!!

 

とにかく、マラウイ赴任6か月、任地着任3か月、ようやく活動らしいことができるようになったので正直ほっとしています。

 

それではまたー!

Karonga District Hospital カロンガ県病院

ずっと配属先の病院のことを書いていないので、今日は配属先のことを

私が所属しているのはカロンガの県病院です。病床数約270ですが、忙しい時期になると子供が1つのベッドに数人寝ていたり、大人は床に寝ていたりするので+αです。

 

部署としては、手術室、処置室、男性病棟、女性病棟、結核病棟(男・女)、マタニティ(産婦人科)、小児病棟、ARTクリニック(HIV/AIDs関連)、外来、妊婦・5歳児以下検診があります。

 

各病棟に病室は基本的に大部屋のみです。約50人の患者(とその家族)が同じ部屋にいます。個室も各病棟2部屋程あるのですが、ほぼ病院スタッフの家族用です。まれに重症患者に使用している様子。

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写真の、天井からぶら下がっている緑の物は蚊帳です。昼間はまとめておいて、夜間広げてこの中で眠ります。

シーツも布団もありません。自分で用意したチテンジ(布)を引きます。布団もチテンジ。

患者の世話は家族が付きっきりでします。食事は予算の関係でほぼ出ません。月に1週間くらいシマと豆が昼食に出せる程度。出せないときは家族が準備します。

 

 

ナースステーション

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特に何も置いていなく、がらんとしています。カルテ(といってもコピー用紙)や検査系の書類が少しあるだけ。

助手や医療スタッフが特にやることがない時に椅子を持ち寄り、お喋りをしたり、おやつを食べたり、携帯を触っています。1日中、必ず誰か1人はいます。

もちろん、ナースコールなんてものはありません。用事があれば患者か家族が声をかけに来ます。

 

手術室

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廊下

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大抵、不要なものが何も置いていなく綺麗です。ストレッチャーや車いすは廊下の一角に置き場があり、使用後はそこに戻す、というルールがあり、守られています。

 

ところで、5Sという言葉を知っていますか。日本の工場から始まった安全性、効率性を向上させ、生産性を上げる活動です。整理・整頓・清掃・清潔・しつけの頭文字のSから、5S活動という名前がついています。

整理・整頓・清掃まではその場所を綺麗にする基礎的な活動、それを維持、改善するのが清潔・しつけです。

 

マラウイの看護師隊員は2人(私ともう一人)を除き、全員の要請内容がこの5Sです。

私の所属する病院に5Sを行う隊員はいないのですが、歴代日本人ボランティアが入っていることもあり、他の病院と比べかなり良い状況です。5Sの専門家から、そろそろ清潔・しつけの段階に入ってもよいのではないか、と言われたほど。…実際は倉庫など、問題はまだまだありますが、それぞれ皆頑張っています。

 

このような雰囲気の中、毎日漂っています!

ほたるの光 窓の…雨

雨季突入ということで、カロンガでは今、蛍が見ごろを迎えています!

 

見たこともないくらいうじゃうじゃいます!! 

 

某テーマパークか、と思うくらい見渡す限りキラっキラです。

 

日本の蛍との違いは、発光色が黄色。サイズが2㎜くらいと極小。

 

とっっっっても綺麗です。

 

 

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時期は雨季直前の11月下旬~1月とのこと。

 

他のマラウイ隊員の話を聞くと、どうやら蛍は他の地域にはいないそう!

 

これはかなり珍しい光景なのですが、カロンガは最北端でアクセス悪い+マラウイで最も暑い地域で、今が1年で1番暑い時期ということがあり、誰も見に来ません。というか、知らない…?

 

そこのあなた、ぜひこの時期にカロンガにホタル観賞に来てください。

国内旅行 Livingstnia

マラウイは12/22からクリスマスホリデーです。

配属先に合わせて隊員達も休暇に入るので、これにあわせて12/25・26・27での2泊3日、

マラウイの数少ない観光地、Livingstnia(リビングストニア)に遊びに行ってきました。

ここはヴィクトリアの滝を発見したイギリス人、リビングストンが開拓した土地。

協会やミュージアム、滝などが見られるとのこと! 

 

リビングストニアは、ムズズからミニバスで2時間~2時間半、カロンガから1時間半~2時間程度の場所に位置するチティンバというふもとの村から行きます。私たちはここで待ち合わせ。

ふもとからは歩きで中腹の宿まで2時間半。登山目的で行く人も多いそうですが、私たちは車(トラック)で移動。

 

チティンバでミニバスを降りたらすぐに客引きがやってきます。

最初の客引きはリビングストニアまで(途中の宿も同じ値段)3500MKWだと言い、次に来た人は2500MKWと。2500MKWでルクエまで乗せてもらいました。しかも荷台ではなく、車内に乗れました。運が悪いと人が集まらず全く出発しないらしいのですが、この日は連れが車を待たせてくれていたため、私が到着してすぐに出発!

道中、オフロードで崖ぎりぎりを走行。落ちたら死ぬな…と思いながら約1時間半で到着。

 

リビングストニアに行く場合、大抵はリビングストニアの町の中にある宿か、その町から7km離れた山の中腹にある2つの宿かに泊まります。

中腹の宿は、「ルクエ」と「マッシュルームファームロッジ」の2つ。

今回私たちはルクエという宿に泊まりました。この日は私たちのほかにはお客さんは1家族のみ。

ここは、崖ぎりぎりに建っていて、名物?の、空中ブランコがあります!

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まずはここで一休みをして、マッシュルームロッジにお昼ご飯を食べに行きました。

ルクエからマッシュルームまでは、ショートカットを使った下りで約20分の道のりでした。

暑くてヘトヘトになりながら到着…山の上なのに何でこんなに暑いの。。。

さすがは数少ない観光地、白人でいっぱいでした。

マッシュルームは自家栽培している野菜を使ったベジタリアンフードが美味しいと評判を聞いていました。が、私たちの口には合いませんでした。残念。

そして来た道を登り、ルクエから更に30分程のところにある滝を見に行きました。(入場料500MKW)

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案内するよ!英語が話したいんだ!!とついて来る現地マラウィアン。

前情報で、案内料を請求されることがある、と聞いていたので警戒しましたが、純粋に案内してくれただけでした。疑ってごめんよ…

 

そしてまたクタクタになりながらルクエに戻り、夕食。

ルクエのご飯は本当においしかったです!!

私達がオーダーしたのは、サーロインンステーキとベジタブルスープ。お腹が空いていなかったので、2人でシェアして食べるから、と言っておいたら、何と2人分のプレートに分けて出してくれました!量も多くしてくれたと思われる。

マラウイにきて、初めてホスピタリティというものを感じました。オーナーのジェシーさん(オランダ人、男性)本当にお世話になりました。

電気はありませんが、ホットシャワーあり、トイレはエコサントイレ(糞尿を肥料に変える)で、臭いも少なく綺麗でした。

 

すぐにでもまた行きたくなりました!ルクエ!!

値段も夕食・朝食、部屋代を含め、一人20000MKWちょっとで済みました。ステーキも食べたのに安い!!

 

マッシュルームは音楽や客が賑やかで、ドミトリーがたくさん。キャンプも。リーズナブルに泊まりたい若者向け、という印象。

ルクエは独立したコテージが4つとキャンプ。レストラン以外は音楽も騒音もなく、とても静か。(ルクエ、ダブル:25ドル/部屋、朝食無し)

どちらも環境に優しいエコサントイレを使用しているようです。

 

 

翌日はリビングストニアの町まで移動。ルクエはこの日満室で予約が取れなかったので、リビングストニアで泊まることにしたのですが、

宿から町までの移動手段がない。

時間不定のふもとから来る車を待つか、歩くか、ふもとからタクシーをチャーターするか。歩きながら車が通るのを期待することにしました。

翌日も暑い…1時間半のハイキングは嫌だな、と思いながら

30分くらい歩いたところで木陰で休憩。車が来る気配が全くないので諦めて全行程歩く覚悟をし、再度歩き始めたところで、車が!!

昨日乗ってきたような車ではなく、個人の車でしたが停まってくれました。そして、降りてきたのはルクエに泊まっていた家族!お互い、「あぁ!!」となりました。

このご家族は、ドイツから来ている、リロングウェの援助機関で働く方々で、9歳の娘さんと一緒に旅行中、とのことでした。マラウイにはもう9年住んでいるとのこと。

この娘さんが人懐っこくてとっても可愛い!

一緒にリビングストンまで乗せてもらうだけでなく、私たちも行くから、と、協会、ミュージアムのあるロッジ、お土産屋さんにも一緒に連れて行ってもらいました。

お土産屋さんで食べたバナナアイスが美味しかった。

リロングウェは、私達のドミトリーのある地域に住んでいるとのことで、首都での再会を約束しました。

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協会のステンドグラス

 

リビングストニアの宿は、ミュージアムのあるイエローストンロッジに泊まろうと、一旦はチェックインもしましたが、どうしても雰囲気が好きになれず、キャンセル料を払い、すぐそばにあるもう一つのロッジ、リビングストニアロッジに移動。

こちらは宿の雰囲気はいいのですが、ご飯は普通のマラウィアン料理なので、期待はしないほうが良いです。

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写真はリビングストニアロッジ

 

 

イエローストンロッジ(ダブル:12000MKW/部屋、多分朝食付き)

リビングストニアロッジ(ダブル:12000MKW/部屋、朝食付き)

 

翌朝は5時過ぎから豪雨。6時半頃止み、目玉焼き、トーストとシリアル、コーヒーの朝食をいただいて出発。

 

帰りは、リビングストンの町のマーケットから車(トラック)が出ていました。

行きは車内に乗れましたが、帰りは着いた時には車内は満席で、仕方なく荷台へ。

2000MKWでした。車内なら2500MKWと言っていたが、恐らく2000も2500も外国人価格。荷台のマラウィアンは500MKWしか払っていないと思われる。

まぁ、2500MKWでも350円くらいなので、歩くよりは断然良いです。

帰りの荷台は行きと違い乗車率が高い!高すぎる!!もう乗れないでしょ!?というところに人を詰める。

そしてオフロード。お尻も足も痛いーーーー!!!!!!!!!

限界に近いところで、ようやくチティンバへ到着。酔った。。。

しかしファンタが美味しい。

 

チティンバからカロンガ方向のミニバスを捕まえ、1時間半の移動でカロンガ着。(2000MKW)

 

今日から大晦日までカロンガ。

初めてのカロンガへのお客さん!ということでおもてなし頑張ります!